ビザンティン

図書館で借りた本 「世界歴史の旅 ビザンティン」 ISBN:4634633108 がなかなか良かった。もちろん、ビザンティンは歴史上の国で、滅びて数百年が経過しているけど・・・教会建築などの痕跡は各所に残っている。オスマントルコに征服されたわけだけど、歴史上のイスラム国家は伝統的にほかの宗教に寛容だったためか、ビザンティン時代の教会建築が破壊の免れている。歴史を振り返ってみても、いまのいわゆる「イスラム原理主義」の流れはイスラムの中で「異端」っぽいことをうかがわせる。
この山川出版社は歴史の教科書や参考書の出版で有名だけど、このシリーズのほかの本も読んでみようかな?