啓蒙の世紀と文明観

世界史リブレットの「啓蒙の世紀と文明観」(ISBN:4634348802)を続けて読む。
ヨーロッパにおいて18世紀に盛んであった「啓蒙思想」はその底流に差別意識を内包している。「自分たちよりも劣った存在を教化する。」と言う感じ。自分と異なる存在を見下した見方をすることにより自分(もしくは自分たちが)優れた存在であると思えることは、精神衛生上必要悪なのだろうか? それにしてもほとんど「イジメの論理」と同じ意識を感じる。