三蔵法師の歩いた道

「〜の歩いた道」とタイトルにあるが、三蔵法師の伝記を簡単にまとめたと言う感じ。
著者はインドへの求法の旅も素晴しいがそれ以上に持ち帰った経典の翻訳事業・・・・何千巻も翻訳し、経典ベースでは先人に負けるものの巻(ページ?)ベースではそれまでに漢訳された経典の総量よりも多い!! しかも、三蔵法師以前の翻訳は抄訳が多く、不正確とされ三蔵法師以前の漢訳経典を「旧約(くやく)」としそれ以後を「新約」とされている話は初めて知った。