聖書の構成をわかりやすく解説

聖書に関する知識の基本的な事柄をさらにわかりやすくまとめてある。聖書を「宗教書」としてではなく「知識のための読物」として読む前に本書で基本的な構成、ユダヤ教キリスト教各派の聖書の取り扱いの違い、そして、日本語訳の違いについて理解しておくことをお奨めしたい。あくまでも聖書は2000年以上前から存在する書物であり、書かれた時代の背景やそのときの風俗・風習を理解しなければ曲解につながるという事実・・・・「原理主義」が「原理」といいながら本来の聖書が書かれた目的と違う方向性で語られる・・・ちょうと、イスラム教のコーランがその原理主義者たちによって極端な解釈をされているように・・・現在のアメリカ(USA)でも政治的にそれらの曲解が利用されているような・・・・。
イスラム教はもともとユダヤ教キリスト教がベースになっており、商業発展に重きを置いた宗教であり、本来キリスト教徒などを保護することを善としているにもかかわらず・・・逆に、キリスト教右派も聖書に対する歴史認識の過ちから現在の混沌としテロに充ちた世界情勢を作り出してしまっている。