自然と経済は・・・・

人間の経済活動の結果、自然環境が変る・・・自然環境もその時代の経済活動により生態が違ってくる。
わかっていそうで、わからなかったことが、多少理解できたような気がした。ある意味目からうろこである。
本書は、東ユーラシアという地域定義・・・・現在の中華人民共和国雲南地方およびチベット地方の南部、タイベトナムの北部を中心とした経済圏・・・を中心に「生態環境史」を解説しているが、江戸時代の日本の地下資源の輸出も絡む。世界はつながっていることを感じさせるし、今を生きる我々の経済活動も自然環境に大きく影響を与えていること思い起こさせてくれた。