テレビの朝の報道番組(某民放)で、首相公邸官邸ではない)や知事公邸が豪華で無駄遣いだといわんばかりの特集を放映していたけど、公邸が無いとどうなるか・・・首相や知事になって要人を(公的な理由で)私的な環境で接待しなきゃいけないケースが生じることもあるのだけど、一切住居的な資産を持たない方が首相や知事になったら・・・・私的な接待の度にホテルなどを借りなければならず・・・資産が無い・・・つまり貧しい?!・・・方が首相や知事になることがほぼ完全に不可能になってしまうので、ポーズなんだけど、どんな人が首相や知事になっても対応可能だからだれでも首相や知事になることに挑戦して欲しいという民主主義の基本理念の一部ともいえる精神を具現化しているのだけどね。
もっとも、現実には資産が無い人は議員になりにくいし、知事にもなりにくい現実があるので、公邸が無くてもいいか・・・って話もわからないでもない。それに、首相や知事の公邸は、現実にはほとんど入居されず、自宅を使う首相や知事が多い・・・・私物化といわれたくないからかな? もちろん、首相公邸は、最近まで改修もされず相当古いままで、いまの一般的な住環境以下・・・多くの都道府県の知事公邸もメンテナンスが行き届いていることはまれらしい・・・子供のころ、地元の県の知事公邸に見学のため入れてもらったことがあるけど、そのときは立派だと思ったけど、あれから数十年たっているけど、そのときのままで、大規模な改修はされていない・・・本当に重要な要人はホテルを借りて接待してしまうし、知事も地元出身者が連続して当選して、県庁に通勤できる範囲に自宅があるから・・・・。
だれでも政治参加できますよ! というポーズは大切だけど、多少の無駄は覚悟しなければならないということだろう。